興信所への依頼案件の7割~8割は浮気調査です。
これは全国どこの興信所でも大差なく、いかに多くの人がパートナーの浮気に苦しめられているかわかります。
そんな浮気調査のポイントを簡単にまとめました。
浮気の兆候
浮気をしていると様々な兆候が現れます。
下記はその代表的なものです。
- 携帯を家の中でも持ち歩くようになる。
- 携帯が鳴ってもパートナーの前では出ない。
- 急におしゃれになった。
- 下着は新しく、デザインのいいものを使うようになった。
- 最近の映画や若い人の流行に詳しくなった。
- 助手席の位置がいつもと違い、女性の髪の毛が落ちていた。
- フェイスブックで知らない異性といる写真がアップされた。
しかし、兆候は証拠にはなりません。
それぐらいのことで相手は浮気を認めないことが多いです。
ちゃんとした証拠もない段階で深追いすると、相手は警戒して隠れてやるようになり、動きがつかめなくなります。
しばらくは気づいてない振りで、情報収集を続けましょう。
浮気を認めさせたいなら、最初から言い訳不可能な圧倒的証拠を突きつけるべきなのです。
浮気の証拠とは?
離婚裁判で不貞行為の証拠として採用されているのは、多くの場合、写真です。
ただ異性と仲良さげな写真ではダメで、ラブホテル出入りなど、男女関係に間違いない写真が求められます。
顔が鮮明に写っていて、人違いがありえないことも大切です。
メールや録音は偽造が容易だったり、本人確認が難しかったりするので、証拠にはなりにくいです。
写真以外の証拠もなくはないですが、合法的に確実に入手できる証拠となると、やはり写真なのです。
「離婚裁判なんて考えてない。ただ、浮気をやめさせて仲直りしたいだけ。」
そういう場合でも、決定的瞬間の写真ほどわかりやすい証拠はないでしょう。
相手はもう白状するしかありません。
しかし、実際に浮気の実態がわかってくると、気持ちが急に離婚に傾いていくこともあります。
例えば、家族が生計費を節約しているのに愛人と豪遊し、結婚記念日にも仕事と偽って会っていたと判明した場合などです。
離婚はたいてい両者の話し合いでカタがつき、裁判までもつれ込むのはごく一部です。
しかし、これも始まってみないとどうなるかはわかりません。
たとえ裁判になっても戦えるくらい強い証拠を持っていたら、あなたは一貫して強気で戦えます。
戦いを始めるなら、どう転んでも勝てる材料を入手して始めるのがベストです。
興信所の浮気調査とは?
【浮気調査報告書のサンプル】
パートナーの浮気デートを尾行して、その様子を隠し撮りし、調査報告書にまとめてくれるサービスです。
その写真には少なくとも1枚、男女関係に間違いない決定的瞬間をとらえたものが入っていないと意味がないです。
代表的なシーンはラブホテルの出入り。
異性と会っていることを確認するぐらいまでなら素人でもできるかもしれませんが、隠し撮りは難しいです。
まして決定的瞬間が訪れるまで長時間にわたって尾行し、その瞬間を鮮明に撮影してくるのは不可能です。
熟練の探偵はそういうスキルと装備を持っているのです。
浮気調査のスキルと装備
浮気調査をする探偵のスキルの中核は尾行技術です。
尾行には徒歩尾行と車両尾行があります。
埼玉の場合は、路線集中地点であるため、徒歩尾行の比率が他の地域よりも高いです。
電車に乗って東京、千葉、横浜、熱海、草津温泉、果ては北海道まで四方八方に散っていくのが、埼玉の浮気行動の特徴です。
大宮でデートしてラブホテルに行くなどというケースはまずありません。
横浜の浮気が市内の買い物の後、みなとみらいのシティホテルで完結することが多いのと対照的です。
この行き先が読めないデートを、失尾(見失う)も発覚(バレる)もせず、延々と追尾するには、大変なスキルが必要なことは想像できると思います。
車両尾行はさらに大変です。
1台の車で真後ろにつけて尾行したら、10分でバレてしまいます。
プロは2台以上の車でチームを組み、いろいろな技術を駆使して、失尾・発覚することなく、追尾します。
車両尾行になる場合は、多くの車種・カラー・地域ナンバーの車と業務無線という装備力に優れた探偵社を選ぶべきです。
隠し撮りには普通のカメラだけでなく、隠しカメラも使いますが、素人に使えるものではありません。
首から下しか写っていなかったり、撮影行動が怪しくなってバレたりしがちです。
プロはさりげなく動いて、確実に狙った画像を収める訓練を積んでいるのです。